ストリートフォトを撮る際のF値、ISO感度、シャッタースピードの設定

こんにちはJanckです。カメラを持って約3か月がたちました。

 

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ようやくカメラのことがわかってきて、少しづつですが思い通りの写真を撮れるようになってきました。最初は訳も分からず、気になるものを見つけてはシャッターを押して後で見返しては「なんでこんなノイズが入ってるんだ?」とか「ぼやけてんな」とか毎回思っていました。

 

最初のころに撮った写真を見返すとどれもひどいもんです(笑)ひどすぎてカメラが壊れてるんじゃないか疑ったレベルです。

 

そんな失敗があり今があるんですけどね(笑)

 

ということで今回はこの3か月の中で学んだ「ストリートフォトを撮る際のF値ISO感度シャッタースピードの設定」について書いていこうと思います

 

ちなみにこの記事はRAW現象する前提で話していきますのでよろしくいお願いします。

 

 

ストリートフォトとは(street photo)

 

そもそもストリートフォトとはなんぞやと思われる方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。一言でいうと街を撮るということです。

 

ちょっと簡単に言いすぎました?(笑)ですがそうとしか言いようがないというか(笑)

 

多分写真に詳しい方ならもっと具体的に説明できるんでしょうが、僕には無理でした(笑)でもここで無理と言って終わる僕ではありません。

 

少しでも皆さんにストリートフォトとはなにかへの答えを出してもらうためにいくつか例となる写真を出していこうと思います。

 

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これもストリートフォト

 

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これもそう

 

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これなんかもストリートフォト

ようするに街中で起こっていることを写せばそれはストリートフォトなのです!!お、なんかいい感じにまとまった(笑)

 

失敗談

 

ここからはより説得力を持たすために僕が経験した失敗談をいくつか紹介しようと思います。また皆さんにはこの失敗談を反面教師にしてもらい僕と同じ失敗をしないようにしてもらいたいと思います。

 

ISO感度高過ぎ問題

 

 まずはこの画像をご覧ください。

 

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これはカメラを持ったばかりの時に撮った写真なのですがひどいですよね(笑)全体的にザラザラというか、おせじにも綺麗な写真とは言えないですよね(笑)

 

ではなぜこの写真はこんなにザラザラなのでしょうか?それはこの写真をISO12800で撮ったことにあります。

 

ISO感度を上げてしまうと明るく写せる一方でノイズが入ってしまうというデメリットが発生します。日中では3200、夜間では6400がギリギリノイズが目立たない限界かなと感じています。

 

僕の理想はISO1000前半で抑えて撮ることなんですが、どうしても曇りや影の場所、夜間などの暗い場所では黒潰れが発生するのでその場合は黒潰れしないギリギリまで上げて撮っています。今思うとISO12800で撮っていた自分にびっくりしていて、恐怖さえ感じています(笑)

 

F値低すぎ問題

 

お次はこちらの写真をご覧ください。

 

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前回のISO感度の失敗で学んだ僕はしっかりとISO感度を下げてこの写真を撮りました。その成果もありノイズは目立たない写真を作ることができました。

 

ですがこの写真は失敗なんです。みなさんどこが失敗なのか分かりますか?

 

正解はどこにピントが合っているか分からないということです。そのせいで「綺麗は綺麗だけどなにかもやもやする」みたいな「綺麗!!」といえない心情になると思います。

 

もし共感できない方がいましたら「あ、この人はそう感じているんだ」と暖かい目で見守ってください(笑)

 

ではなぜこの写真はピントがいまいち合っていないのか。それはF値が低いからです。

 

実はこの写真ではISOは低くしたものの明るくするためにF値をガン下げしていました。なんと2.8まで下げていました(笑)

 

F値を下げると、明るくなる代わりにピントが当たる範囲が小さくなるので結果、このような写真が撮れてしまうんです。ポートレイトなど被写体が比較的ハッキリしている撮影ではF値を下げることにより綺麗な背景ボケが生まれていい写真ができると思うのですが、この写真のように画面全体を綺麗に切り取りたい場合はF値を上げて撮る方が全体にピントが合っている綺麗な写真が撮れると思います。

 

ちなみに僕はこのような画面全体を綺麗に撮りたい場合、F6.3ぐらいで撮っています。理由はなんとなく6.3が一番きれいに撮れる気がするからです(笑)

 

逆にF値高すぎ問題

 

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逆にこの写真はF値を高くして失敗した写真。多分、何が失敗なのか一目でわかると思うんですがとにかく暗い(笑)

 

夜や日陰などの暗い場所ではF値は下げていいかなと思います。F値を下げて明るさをキープしつつISOを下げて解像度を上げる方が夜などは綺麗に撮れるかなと思います。

 

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F2.8 / ISO1600 / 1/100sec / 31mm

 

こんな感じでいい感じになるんではないでしょうか。

 

シャッタースピード速すぎ問題

 

まだまだ問題はつきません(笑)実は今まで紹介した写真には共通の失敗があります

 

それは、シャッタースピードがどれも速いということです。ではなぜシャッタースピードが速いことが失敗なのでしょうか。

 

多くの方が知っていると思いますが、シャッタースピードを速くすると撮れる写真は暗くなります。恥ずかしながらカメラを撮りたてのころの僕はそんなことも知らないまま撮っていました。

 

その知識がなかった僕は写真の明るさを確保するためにISOを上げたりF値を下げたりしてしまいました。そしてそのように生まれたのが失敗例の写真というわけです。

 

シャッタースピードを下げればその分、ISOを下げたり、F値を上げたりできるのでもっと自分の理想の写真になると思うんですけどあの頃の僕は知らなかったんですよね(笑)

ちなみに手振れしないギリギリのシャッタースピードは1/焦点距離と言われているのでそこまでは手持ち撮影でも下げれます。

 

 僕の設定方法

 

さてここまでは失敗談を書いてきましたが、ここからはその失敗を経験して僕が今どのようなISO、F値シャッタースピードを設定してストリートフォトを撮っているのかについて書いていこうと思います。

 

シャッタースピード

 

僕はまず、シャッタースピードから決めます。というか、固定でストリートフォトを撮っています。

 

どういうことかというと僕はいつもシャッタースピードを1/160ぐらいに設定した後、ほぼほぼ変えません。理由としてはシャッターチャンスに出会ったときに即座にシャッターを押せるようにするためです。

 

ストリートフォトではいきなりシャッターチャンスが来ることがざらにあります。なのでその瞬間を逃さないために事前に手振れしないギリギリのシャッタースピードで明るさを確保しておいて、できるだけ設定をいじらないでいいようにしています。

 

 F値

 

次にF値を決めますF値の決め方ですが、どのぐらい背景をぼかしたいかによって決めます

 

背景をトロトロにしたいのであればガン下げする。画面すべてにピントを合わせて綺麗な一枚絵のような写真にしたいのであればガン上げする。

 

といった感じでF値は決めていきます。ただ僕は極力設定をいじらないでいいようにしたいので日中はだいたいF4.5ぐらい、夜間はF2.8に設定して撮っています

 

F4.5で撮る理由としては単純にF4.5でのボケ感が好きだからという理由です(笑)もちろんポートレイトなどの被写体をガッツリ撮りたい時などは下げますが、ストリートフォトを撮る際は背景の街も絵として入れたいのでF4.5で撮ることが多いかなと思います。

 

逆にF2.8で夜間を撮る理由はいくらシャッタースピードをギリギリまで下げているといえど夜間は暗いからです(笑)当たり前ですけどね(笑)

 

なので仕方なくF値を犠牲にしてできるだけISOを下げれるようにしています。

 

ISO感度

 

最後にISOを決めていきますシャッタースピードF値を踏まえて黒潰れしないギリギリのところまでISOは下げていきます

 

 ここだけはその日の天候や時間帯、場所によって変わってしまいます。僕の理想ですが、日中ならISO100、夜間ならISO1300ぐらいにして撮りたいですね。

 

先ほど「夜間はISO6400がギリギリノイズが目立たない」と言いましたが、夜間でもISO3200、できることならISO2000以下ぐらいまで落としたいところです。

 

設定方法のまとめ

 

僕の設定方法をまとめると、まずはシャッタースピードを手振れしないギリギリのところまで下げます。そうすることで明るさを確保します。

 

ちなみに先ほども言いましたが手振れしないシャッタースピードは1/焦点距離です。ここで設定したシャッタースピードはほとんど変えません。

 

次にF値を4.5で固定します。夜であれば2.8で固定です。

 

最後にISOを黒潰れしないギリギリのところまで下げます。これで完成です。

 

まとめ

 

今回はストリートフォトを撮る際のF値ISO感度シャッタースピードの設定について書いてきました。正直設定方法に関しては人それぞれで違う部分もありますし、ケースバイケースの部分もあります。

 

ですが大体の場合はこの方法で行けるかなと思います。皆さんには僕と同じ失敗をしてせっかくの写真が台無しになってもらいたくはありません。

 

ですので是非この記事を参考にしてもらい皆さんにいは良いカメラライフを送ってほしいと思います。また、感想や質問等ありましたら気軽にコメントいただけるとありがたいです。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。